企業メリット

VOICEでは情報源として、山口大学と国際交流協定を締結している125の大学・機関を中心に協力を仰いでいるため、コンテンツホルダーの求めている海外情報に対して幅広く対応することができます。情報は、最もコンテンツに親しんでおり、市場に大きな影響を与えるであろう10〜20代の学生から収集するため、各国の異なる流行、要望、違法利用状況をいち早く把握し、新しいビジネスチャンスに繋げることが可能です。
またVOICEでは学生だけでなく、全世界のファンからも情報を収集するシステムを導入します。「アニメーションを活用した情報交流サイト」を開発し、ファンが投稿したリアルタイムのコンテンツ情報を入手する事が出来ます。コンテンツホルダーも自由にサイトに参加でき、情報の入手、意見交換、ビジネスに関する提案など、ファンとのインタラクティブな交流の中で事業展開が可能になります。
コンテツホルダーはVOICEを利用することで、世界中のファンによるコンテンツ情報から新しいビジネスチャンスを発見できる可能性があります。以下に、アニメ・マンガ・ゲーム・音楽で想定されるメリットの一部を掲載します。

アニメ

国や地域によって、人気となるアニメの傾向が異なる場合があります。
例えば、日本では、現在放送しているアニメが流行する傾向にありますが、北米では、『カードキャプターさくら』『セーラームーン』など、少し前に日本で流行したアニメが長期に渡って愛されています。また、中国では、妖怪ものを好む人が多く、『夏目友人帳』等の妖怪キャラクターが登場するアニメに人気が集中する傾向にあります。
当プロジェクトでは、地域ごとの特性を把握することで、新しいコンテンツ展開の可能性を提案できると考えています。これらを踏まえ、海外に合わせたアニメのリメイク作品の制作や、多言語による字幕の作成も容易に行えるのではないでしょうか。


マンガ

マンガにおいても、アニメと同様、好まれるジャンルの傾向を把握することはコンテンツホルダーにとって大きな助けになると考えられます。また、国内の人気作品とは違った、海外の人気作品を知ることで、メディアミックスも検討できるようになります。
例えば、北米では『ヴァンパイア騎士』が学内図書館の日本漫画コーナに、『NARUTO-ナルト-』や『DEATH NOTE』と肩を並べています。しかし『ヴァンパイア騎士』は、北米でのアニメ展開やグッズ展開は、十分になされていません。
こういった地域ごとのニーズを把握することで、新しい海外展開を検討できると考えられます。


ゲーム

ゲームにおいては、海外ではインターネットからのダウンロード購入が多く行われており、ゲームの違法ダウンロード等の問題が存在しています。VOICEを利用することで、このような違法ダウンロード情報をリアルタイムに調査する事が出来ます。
また、海外大手動画配信サイトなどにおける情報を把握することで、国ごとの人気作品や、日本では展開されていないが売り上げが期待できる作品などを知ることができると考えています。
例えば、『Dead by Daylight』というゲームは、日本では未発売でしたが、動画サイトでは人気があり、日本での発売を望む声も多くあったことから、日本でも発売が決定しました。このようなゲーム逆輸入のビジネスチャンスを発見できるかもしれません。


音楽

音楽においては、国内外で海賊版CDの売買や違法ダウンロードが盛んであり、音楽全体の売り上げの減少に関わってます。
当プロジェクトでは、世界中にいる音楽を利用しているユーザーのリアルな声を収集し、コンテンツホルダーに情報提供することで、早期に海賊版CDや違法ダウンロードサイトの対策が出来ると考えています。
また、世界中の局地的に人気なアーティストや楽曲を知ることで、コンテンツホルダーはアーティストの海外ライブをよりリスクを減らして行うことが出来ると考えています。